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【屋久島】モッチョム岳 日帰り登山 【屋久島が誇る大花崗岩の秀峰へ】

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こんにちは。

先日、屋久島に行ってきたというのは宮之浦岳登山の記事を読んでもらえれば分かると思いますが….

実は2泊3日で宮之浦岳から下山した翌日、屋久島から船で鹿児島に帰るまでに半日だけ時間があったので、日帰りで登れるモッチョム岳に登ってきました。

モッチョム岳は漢字では本富岳と書くそうですが、カタカナ表記が一般的。

モッチョム岳はその名前のかわいらしさとは裏腹に、巨大な花崗岩の一枚岩が作り出す鋭い形の山容が特徴です。

位置関係はこんな感じ。宮之浦岳が屋久島の中央部に位置するのに対し、モッチョム岳は島南部の海に近いところに位置しています。

屋久島では、宮之浦岳のような島の奥地にある山を「奥岳」、モッチョム岳のように海沿いから近い位置にある山を「前岳」といいます。モッチョム岳は愛子岳や太忠岳などと並んで代表的な前岳のひとつです。

千尋の滝が登山口

千尋の滝展望台がある場所が登山口となっています。モッチョム岳に登るのであれば絶対に見ておきたい滝です。上の写真は下山後に見た千尋の滝です。

滝そのものはさることながら、ここはとんでもなくドデカい花崗岩の一枚岩が作る谷が最大の見どころだと思いますよ!

ちなみに千尋の滝の展望台はこんな感じ。滝とは距離があるんですが、大きい滝なので実際にみるとこの距離でも迫力充分です。

千尋の滝の駐車場は広くて綺麗で、40台くらいは停められそう。この日は6:00前に到着したのですが、一番乗りでした。このあと、駐車場で朝食を食べたりして入山準備をしていたら、追って3台ほどが入ってきました。

千尋の滝展望台に続く道の途中にモッチョム岳登山口はあります。900mちょっとの低山ですが、コースタイムどおりに登っても往復6時間以上。しかもその道は終始急峻とのこと!果たして…

聞いていたとおりの急登が、入山直後から容赦なく押し寄せます。僕はペースができあがるのが遅いので、最初が一番キツかったです。

標高100mごとに道標が設置してあります。900mまでありますが、そこから先は一度標高を下げるので、900mの道標があったからといって、「あと40mだ!」と気を抜いてはいけません(笑)

万代杉。大きな屋久杉で、ここが最初のチェックポイント。

道中に水場は2箇所あります。いずれも前半にあります。

モッチョム岳の登山道は、岩に木の根が這いつくばった場所が多いです。

岩はすべて花崗岩で、この花崗岩ってのはすごく登山靴との相性がいいんですよ。しっかりグリップが効いて歩きやすい。

ただ一方で、このいたるところに這いつくばる木の根が厄介。木の根は基本的にツルツルしていて、とんでもなく滑りやすい。意識してしっかりとグリップを効かせるようにして踏み込んでも滑ってしまうことがあるくらい。

木の根+急斜面は気を付けないと危ないです。

尾根のトラバースみたいなところで木の根が這っているところは特に注意が必要。

標高900mを超えると、視界が開けるところに出ます。左奥に見える大きな岩が顔を出すピークがモッチョム岳頂上。

あそこに至るまで、いったん標高を落として一気に登り返します。

そして、最後は花崗岩の巨岩を、設置されたロープで一気に登って頂上へ!

最後のロープ場は今までのロープ場よりも難易度が高いので気を付けてください。

2枚の岩の間に足をかけて登ってしまいがちですが、ここは思いっきり左側の岩のど真ん中を歩いて登ったほうが圧倒的に登りやすいですよ。

モッチョム岳登頂

そして、ついに登頂しました!モッチョム岳。本日の一番乗りでした(^^)

コースタイムよりも1時間程度早く登頂することができました。

追って、女性の2人組も到着。しばらくお互い記念写真を撮ってもらったりして、楽しく過ごしていました。

ご覧のとおり、山頂は狭く、10人もいたら窮屈さを感じます。でも足場は安定していて、休憩はしやすいです。

なによりもこの眺め!前岳ならではの屋久島の海岸線の広がりが視界一面に広がります。

海とは反対側には、とんでもなく巨大な花崗岩に木々が生い茂る姿が広がります。

それにしても今日はいい天気だ。

気温は20度前後ですが、日差しがギンギンで、まるで夏山の空気。

こういう天気の日に緑の多い山を登っていると、やっぱり夏が好きだなーと実感。

屋久島は九州本土よりも圧倒的に小さい島なのに、九州のどこよりも高い山があります。その理由がわかる景色です。海沿いのわずかな平野部から、一気に内陸にかけて地面が盛り上がっています。

下山

山頂で30分ほど景色を堪能したら下山開始。

…なんですが、前述のとおり木の根がとっても滑る。

登りでも滑っていたのに、下りはもっと深刻。5回くらい足を滑らせ、1回は尻もちをつくくらい転びましたw

登山道をわずかに外れたところにあるモッチョム太郎。下山中に立ち寄り。

最初に道標にモッチョム太郎と書いてあるのを見たとき、なんやねんそれと思いましたが、その正体は巨大な屋久杉でした。万代杉動揺、これもなかなか見ごたえがあります。

そして無事に登山口に戻ってきました。山頂での30分休憩も含めて4時間半の山行。休憩抜きのコースタイムを2時間近くも巻くという高速登山でした。じゅうぶんゆっくり楽しんだつもりですよ!

すっかり日も登りきって、新緑があざやかに彩られています。

モッチョム岳登山を振り返って

鹿児島に帰る日の前日の夕方、レンタカーで海沿いを走っていたら視界に入ってきたモッチョム岳。

それを見て、最終日の弾丸モッチョム岳登山を決定しました。下界からあんなものを見てしまったら、登るほかない。

いざ当日、登って正解でした。

ひたすら山深くどこまでもなだらかで静かな道が続く宮之浦岳とはまったく違った雰囲気で、別物として楽しむことができました。

朝早くアタックすればお昼時には下山できてしまいますので、

屋久島に行ったら、ぜひモッチョム岳登山も計画に入れてみてほしいです!

実際の登山日程

■日付:
2017年4月23日(日)

■行程:
6:34 モッチョム岳登山口
7:30 万代杉
8:15 標高900m地点
8:56 モッチョム岳山頂
休憩30分
10:13 モッチョム太郎
11:08 モッチョム岳登山口

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