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編笠山~権現岳~赤岳 縦走登山 【1泊2日 テント泊】

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こんにちは、今回の登山は縦走です。

先月末に挑戦したテント泊初戦の聖岳は悔しくも敗退…
【GW登山】聖岳、撤退!!【南アルプスでテント泊デビュー】

今回はテント泊登山のリベンジということで、八ヶ岳に行ってきました。

八ヶ岳最南の編笠山から、権現岳、赤岳と三座縦走しました。

権現岳と赤岳のあいだにあるキレット小屋にて1泊。

ちなみに今回のテント泊装備のザックの重さは出発時で18kg。

慣れない重さに四苦八苦した縦走登山でした。

特急スーパーあずさ号で小淵沢へ

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都内から八ヶ岳に行くには必ずといっていいほどお世話になる特急あずさ号。

新宿からの始発は7:00と若干遅めです。

発車15分くらい前にホームに着いたら、自由席はもう通路までギッシリ。

指定席も全席完売だそうで、新宿から小淵沢まで2時間半も立ちっぱなしを余儀なくされました。

これだけでかなりの体力を使ってしまった…。

観音平から入山し、編笠山を目指す。

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小淵沢駅からは、あらかじめ予約しておいたタクシーで観音平へ。所要時間は15分から20分で、料金は3300円ほど。

観音平は八ヶ岳南麓を代表する登山口で、編笠山に登るときはだいたいこの登山口を使うみたいですね。駐車場は30〜40台ほどが駐車可能ですが、この日は9:00過ぎの時点で駐車場は一杯で、駐車場に至る道路の路肩にもズラッと車が停められていました。こりゃ山も混んでるかも・・・?

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最初のチェックポイント、「雲海」までは1時間弱で到達します。

ここまでは緩やかな登りで、平均的な登山道ってかんじです。

ただ、体が慣れていない最初が一番疲れるんですよね。雲海までで実は結構疲れました。

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標高を上げるにつれ、山深くなっていきます。次なるチェックポイントは「押手川」。

その名の通り、ここには川が流れていますが、水場扱いはされていません。

「まぁたしかに」と頷いてしまうくらいには、水は決して綺麗といえる状態ではありませんでしたね。飲んだら体調崩すかどうかはさておき、間違いなくおいしくはなさそうです。

ちょうどこの場所で、私と同じ単独行で来ている人このあと大部分の工程を共に歩くことになる

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押手川から青年小屋方面を目指す場合、編笠山を迂回できる巻道がありますが、今回はもちろん編笠山を登ります。

このあたりから傾斜が上がってきます。登りやすい道なので問題なし。体も慣れてきた。

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岩が増えてハイマツ帯に差しかかったら頂上が近い合図。

さらに両脇のハイマツがなくなったらもう頂上はすぐそこです。

編笠山、登頂。

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観音平から3時間弱、編笠山を登頂しました。

あいにくの展望なし!

下界は晴れているのですが、この日は南風が吹いていて、太平洋からの暖かく湿った空気が運ばれてきていました。それが山の斜面を駆け上がって強制的に上昇気流が作られ、山の上だけ曇りになってしまうというパターンですね。

編笠山から権現岳へ

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編笠山で軽く食事をとって、そのまま反対方向へ下りていきます。その先にあるのは青年小屋。

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編笠山から青年小屋までは20分くらいで着いちゃいます。

テント場がかなり広いのが印象的。この日は昼過ぎの時点で10張ほどいました。

テント場の奥を歩いたところに、水場があるそうなので、寄っていくことに。

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青年小屋から5〜10分歩いたところに、水場がありました。

ここまでですでに持参した水を1リットルも消費していたので、ここで補給できて本当によかった。

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青年小屋に戻って、こんどは権現岳を目指して登っていきます。

若干急登ですが、歩きやすい道です。

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しばらく登ると、のろし場という場所に出ます。ここから見るギボシとその奥の権現岳山頂がこれまたカッコイイ!!

ここからは、展望のきく気持ちいい稜線歩きが始まります。

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ギボシから権現岳まではガレた道が多いです。鎖のついたトラバースもあり。

このへんからはストックが邪魔になるので、両手が使える状態のほうが歩きやすいです。

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相変わらず雲が多い天気ではありますが、時折ガスが晴れて遠くまで見渡せるときがあります。上の写真は権現岳付近の稜線から眺めた八ヶ岳北方面。手前のピークが旭岳で、その奥には阿弥陀岳、中岳、赤岳がどーーんと並び、奥に横岳と硫黄岳が見えます。

テンション上がる!

権現岳登頂!ここからキレット小屋を目指す。

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権現小屋を越えたあたりで分岐があり、赤岳方面に伸びる道と反対方向にちょっとだけいくと、権現岳の山頂があります。その権現岳も無事に登頂!

頂上はとっても狭い!

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権現岳を登りきったあと、分岐まで戻って赤岳方面に歩いていきます。

するとまず最初に立ちはだかるのが、60段以上におよぶながーーーいハシゴ。

これをなんと降りなければなりません。

淡々と降りても3分くらいかかります。意外だったのが、足よりも腕がとにかく疲れる。

下を見なければ高度感はわからないので、なんとかなります。

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ハシゴを降りると、次に待ち構えているのが旭岳。「え?ここ登るの?」という具合。

実際、手を使ってよじ登る感じになります。

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権現岳からキレット小屋までが長かったなー、激しいアップダウンの繰り返しで、結構体力を使いました。コースタイム70分とあるところを、120分くらいかけちゃいました。

キレット小屋に到着

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17:00すぎ、無事にキレット小屋に到着しました。

この小屋は7月からの営業らしく、5月半ばのこのときはまだ営業していません。

なので、テント場は自由に使えます。しかし、水場は枯れていました。

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ここまで一緒に行動した人と一緒に、隣にテントを張って夕食を共にします。

自分は山での食事はあまりこだわらず、いかに楽に済ますかということを考えてα米だけで済ますことが多いです。

しかし、相方は実にいろいろなレシピを持っている方で、かなり感化されました。

次回はちょっとこだわってみようかな!

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そして、19:30には床に就きました。

しかし、前回のテント泊同様、日付が変わるくらいの時間までは寝て起きてを繰り返し、その時間を過ぎたあたりから一気に熟睡モードに入るという謎の睡眠リズムになりました。

前回もほんとこんな感じだったんだよなー。

2日目、赤岳を目指す。

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2日目は素晴らしい天気!!!やっぱり晴れ男だったんや!

4:00台に起きて、6:00には全ての荷物を持って出発しました。

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右を向くと一面に広がる雲海と富士山。

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左を向くとドデカく構える阿弥陀岳。

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正面を向くと赤岳に続く稜線。

最高の景色を眺めながら、気持ちのいい朝の稜線歩きを楽しみます。

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と、楽しい時間も束の間、すぐに激しい岩場がやってきます。

これも楽しいっちゃ楽しいですが、プチ高所恐怖症の私にとっては、怖さが勝ります。

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登ってきた道を振り返ると、権現岳の最高にかっこいい姿が視界を独り占めします。

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ここまで歩いたガレ場を振り向く。写真で見ると大人しく見えるのはなんでだろう?

実際は、なかなか高度感があって怖いです。

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ガレ場を登りきると、正面の視界が開けて、赤岳の頂上とそこに続く稜線が現れます。

もう気分は最高潮!

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文三郎尾根や新教寺尾根との分岐までくれば、頂上まではもうひといき。

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鎖を握る手がやけに滑ると思ったら、グローブの滑り止め加工がすっかり剥がれ落ちてしまっていました。こりゃ危ない!

やっぱりイボ付き軍手が一番かもしれないな。

赤岳登頂!

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キレット小屋からほとんどコースタイムの120分で赤岳登頂!

これで赤岳に登ったのは3度目。10ヶ月の登山歴の中で一番登った山になってしまいました。

というか、ここ以外に2回以上登った山ってまだないかな。

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山頂からはおなじみの景色を堪能して、ゆったり過ごしました。

この2日間、風がなくて最高です。赤岳山頂ですらも、せいぜい5〜8m/sくらいの風しか吹いていなかったんじゃないでしょうか。

美濃戸口に下山

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さぁ、あとは下山するだけ!

文三郎尾根を通って一気に下っていきます。いやーこの道、眺めが良くて好きなんだよな。

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樹林帯まで降りてくると、残雪がちょっとあります。アイゼンなくともツボ足でなんとかなるレベルです。

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行者小屋。この日は日曜でしたが、嘘でしょ?ってくらい人が少なかった。

この時期、GWと夏の合間で小屋は営業していません。そのせいなのかな。

ちなみに、赤岳鉱泉は営業中なので、あっちに行くと人が多いのかも。

でも、人がいない行者小屋前のベンチでゆっくり休憩できました。これも至福のひと時。

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行者小屋で少し休んでからは一気に下りていきます。南沢ルートで。

急登がないぶん、アプローチがちょっと長め。

でも楽しい道です。

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後半はさすがにダレてきますが、なんとか美濃戸山荘まで下りてくれば、あとは林道を1時間ほど歩くのみ。でもこれが地味に長いんですよね。

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そして、バス停のある八ヶ岳山荘前まで来てゴール!

いやー疲れた!テントを担いで1泊2日の縦走は想像以上に下半身に負担がかかります。

ただ、そのぶん最高の景色をたっぷりとこの目に焼き付けることができたので、大満足の山行となりました。

八ヶ岳は、その他の日本アルプスに比べて都心からのアクセスがしやすく、それでいて日本アルプスに迫る魅力を持った素晴らしい山々です。

きっとこの山は今後も幾度となく訪れることになるでしょうし、何度来ても飽きることはないと思います。

改めて、山って素晴らしいと思える山行でした。

次なる課題は、重い荷物を背負ってより長い距離、より長い時間を歩ける体力をつけること!

登山レポート詳細

■日付:
2016年5月14日(土)〜 5月15日(日)

■行程:
**5月14日
7:00 特急スーパーあずさ号 新宿発
8:54 特急スーパーあずさ号 小淵沢着
タクシー移動
9:30 観音平から入山
10:16 雲海
10:55 押手川
12:18 編笠山 山頂
12:44 編笠山 下山開始
13:06 青年小屋
13:52 のろし場
14:59 権現小屋
15:15 権現岳 山頂
16:51 ツルネ
17:15 キレット小屋
19:30 就寝

**5月15日
4:20 起床
6:00 テント撤収・行動開始
8:10 赤岳 山頂
8:44 文三郎尾根 下山開始
9:51 行者小屋
10:13 南沢 下山開始
12:45 美濃戸口

■消費水分:
・水:約2000ml(持参分は1000ml)
・スポーツドリンク:1500ml(持参分は500ml)

・ゼリー飲料:2個

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