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【雪山登山】赤岳(八ヶ岳)で雪山デビュー!【行者小屋 1泊2日】

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ついに雪山登山デビューしてきました!

登山自体を始めたのが今年の7月なので、半年で雪山に踏み込むことができました。

雪山デビューにあたり、山の選択には本当に悩みました。

この時期なら赤城山や北八ヶ岳、もしくはもっと冬が深まってからの丹沢や奥多摩など、いわゆる初級の山々を候補に挙げていましたが、結局、2015年最後の登山ということもあって、思い切って勝負に出てみました。

結果、選んだ山が 八ヶ岳最高峰・赤岳

夏に一度歩いたことがある山なので、多少の安心感がありました。

安全に1泊2日で挑戦

夏には早朝から入山して日帰りで赤岳→横岳→硫黄岳と縦走しましたが、雪山となるとそうはいきません。

1日目は行者小屋に宿泊し、2日目に赤岳登攀からの下山。という流れ。

1日目 – 美濃戸口〜行者小屋

1日目は行者小屋に宿泊します。

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茅野駅からは始発のバスで美濃戸口に向かいます。

この日は平日でしたが、年末なのでそれなりに人がいました。

それでも夏よりはマシかも。

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茅野駅から40分ほどで登山口に到着。

3ヶ月ぶりに来ました。季節はすっかり冬ですが、まだここには雪がありません。

気温は0℃前後で、少し寒いです。歩くとすぐにあたたまりました。

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美濃戸口から1時間ほどの林道歩きで体が慣れるからありがたいんですよね。

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美濃戸山荘に到着です。ここからが本格的な登山道になります。

気づけば雪が増えていました。

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今回も南沢ルートを使います。

今日の目的地である行者小屋へのアクセスも南沢の方がいいですしね。

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しばらくは、雪があってもほとんどないに等しいようなコンディションの登山道が続きます。

たまに滑るので、気をつけて歩きます。

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沢は冬の雰囲気。さらに冬が深まるとどんな表情になるのでしょうか。

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だんだん雪が増えてきて、登山道が雪に覆われます。

まだまだアイゼンは必要ないんですが、このあたりからいつごろアイゼンが必要になるのかなーと気にしながら歩きます。

なんせ、今回が初めての雪山なので、アイゼンの装着タイミングなども手探りです。

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標高を上げてくると、沢も凍っていました。

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すっかり真冬の雰囲気。でも実はまだ岩肌が露出していて、アイゼンで歩くには雪が少ないです。

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気温も下がってきました。手元の温度計でマイナス8℃。歩いていると体は暖かいのですが、手足などの末端は少し冷えてきました。

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少し展望のきくところに出てきた、正面に見えたのが、たぶん横岳。

これが雪山か・・・ここにきてようやく間近で見る白銀の山容に興奮してました。

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雪をかぶった木々が迎え入れてくれました。

きっとここも夏に通った道なんだろうな。あまりにも雰囲気が違っているので楽しい。

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あそこに見えるのは間違いなく赤岳!

明日はあのピークに立てているのだろうか・・・

予報だと天気はいいものの山頂は強風25m/sで、これが的中すればきっと尾根を登りきったところで諦めることになります。

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こちらは阿弥陀岳。

写真だと伝わりにくいですが、向こう側から吹く風が山頂の雪を吹き飛ばしています。

この状況であの場所に立つのは不可能。

あしたはおさまっていることを祈るのみ・・・

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行者小屋に到着しました。時刻は14:00すぎ。

横岳の稜線が見事です。

結局ここまでアイゼンは使いませんでした。

このあと、宿泊手続きを済ませ、すこし寝床で横になっていると小屋泊恒例の夕日寝過ごしをキメてしまう。またやってしまった。

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昼寝をしていたら夕食の時間。

夕食は大きなお肉がごろごろ入ったビーフシチュー!

山小屋で食べるご飯はなんでこんなにうまいんだ。何度もおかわりしてしまいました。

考えてみればこの日はここまでカロリーメイト4本のみ。そりゃ腹も減るわ。

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夕食後、外に出てみると綺麗な星空が。

寒かったのでまともに撮影できていませんが、雰囲気は伝わるでしょうか・・・

明日は赤岳のピークを目指します。

無事に登れることを祈って就寝。

2日目 – 行者小屋〜赤岳〜美濃戸口

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2日目の天気は快晴。稜線を見てみる限り、風はおとなしそうに見える・・・

まだ登ってみないことにははっきりとわからないので、小屋で朝食をいただいて、しっかりとコンディションを整えて出発することにします。

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ここで初めてのアイゼン装着。もちろんピッケルの使用も初めて。

夏山とは全く違ったスタイルに、新鮮な気持ちでわくわくしています。

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この日、同じタイミングで赤岳を目指していたのは10名弱。

そのほとんどが文三郎尾根ルートだったので、自分もそれについていくことにしました。

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序盤は傾斜がきつめの斜面をのぼっていきます。

アイゼンとピッケルの使い方があっているのかわかりませんが、楽しいです。

雪は今年は少ないと言われてはいるものの、雪山を堪能するには十分の量。

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文三郎尾根を半分ほど登ると、階段が現れます。

しばらくはこの階段に頼りながら登っていくことにになります。

ただ、アイゼンを着けていると階段が登りにくいこともあるので、その場合はその横の雪道を進みます。登山道に融通がきくのは雪山登山の面白いところなのかも。

山によってはスーパーショートカットができたりしますよね。

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これが目指す赤岳。かなり近くになってきました。

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歩いてきた道を振り返ると、真っ白の光景が広がっていました。

夏とは違って厳格な雰囲気がありますよね。

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文三郎尾根を登りきりました!

稜線に出ると、向こう側からの風が強く吹き付けるものの、予報で事前に見ていた25m/sよりはマシな感じ。この程度の風なら山頂を目指せる!

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阿弥陀岳もこのとおり。

こっちを目指してもよかったんですが、人がいなかったのと、やっぱり赤岳を制したい気持ちが強く、この日は予定通り赤岳を目指しました。

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このあたりは雪が少なく、岩肌が露出しているので、少し登りにくい。

足をかける場所とピッケルを差し込む場所を考えながら登ります。

ピッケルが刺さる場所があまりない。だいたい雪の下にある岩に当たっちゃいます。

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行者小屋を出発して2時間で、ついに登頂しました!

小屋で仲良くなった人とも無事に再会できてよかった。

「(赤)(岳)」が新しくなってますね!

今年の9月に来たときはボロボロでまったく読めませんでしたが、きれいになってます。

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権現〜編笠山方面。奥には南アルプスも見えます。

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これが夏に来たときの写真。上下でほぼ同じ構図ですが、ここまで雰囲気が変わります。

まるで別の場所ですね。

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富士山も綺麗に見えます。青いグラデーションが素敵でした。

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山頂は風も強く寒いので、山頂で30分くらい休憩してからすぐに退散。

登りと同じく文三郎尾根から下山していきます。

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横岳、硫黄岳、天狗岳、北横岳、蓼科山…

八ヶ岳の主要な山々が全て並んで見えます。ぜいたくな景色を眺めながらの下山。

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少し時期の遅れたクリスマスツリーも、赤岳登頂を祝って送り出してくれているようです。

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吸い込まれるように前に延びる下山道。

下山はスイスイ進みます。富士山にある砂走りを下るような感覚で下りることができる場所もありました。調子に乗りすぎると危険ですねw

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無事に行者小屋まで帰ってきました。

しかし今日はいい天気。見事に雲ひとつありません。

風も予報よりは弱く、絶好の登山日和です。

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行者小屋で少し休憩してから、登りと同じく南沢から下山します。

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開放的な道もあれば・・・

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木々に覆われた神秘的な道もあり。

八ヶ岳の登山道(南沢・北沢しか歩いたことがありませんが)は、歩いていて楽しいので好きです。

登山道がマゾい山よりも全行程を楽しめるので好きです。

このあたりでアイゼンを外しました。

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標高を下げると、季節が巻き戻っていきます。

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雪道が終わってからが一番こわい。登山道が凍結しています。

何度も滑ることに。

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美濃戸山荘まで戻ってきました!

ここまで来ればもはやゴールしたようなもの!

あとは整備された林道を歩いて美濃戸口まで向かいます。

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日差しがあたたかい。

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でも気温は水が凍る温度。

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無事に帰ってきました。

バスを待つ1時間弱のあいだ、余韻にひたっていました。

天候にも恵まれ、本当にいい山旅だった。

初めての雪山登山を終えて

今回、八ヶ岳の赤岳で人生初の雪山登山を無事に大成功をおさめることができました。

重要なのは天気の読みと余裕をもったスケジューリングでしょう。

夏にギリギリ日帰りできるコースは、冬はまず日帰りできないと思ったほうがいいです。

悪天の場合、夏よりも冬の方が体力の消耗が激しく、より難易度が高くなります。

冬は荷物も増えるので、小屋泊の40Lでジャストといったところでした。といっても、小屋泊でも日帰りでも荷物はあまり変わらないと思いますので、雪山登山に最低限必要な大きさが40Lということになりそうです。

初めての雪山登山で八ヶ岳最高峰を制したことで大きな自信がつきました。

まだまだ冬に登ってみたい山はたくさんあるので、じっくりと吟味して次の山を決めたいと思います。

そして、2015年はこれが最後の記事となりそうです。

今年はどうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします!

登山レポート詳細

■日付:
2015年12月27日(日)山行1日目(行者小屋泊)
2015年12月28日(月)山行2日目

■行程:
(12/27)
7:00 JR特急スーパーあずさ1号 新宿発
9:08 茅野着
9:30 美濃戸口直行バス初
10:08 美濃戸口着
10:18 登山開始
11:08 美濃戸山荘
11:15 南沢ルートから入山
14:12 行者小屋着
18:00 夕食
20:30 就寝
(12/28)
6:30 朝食
7:30 文三郎尾根入り口
8:49 文三郎尾根終点
9:30 赤岳頂上
10:00 下山開始
10:45 行者小屋
11:13 南沢ルート下山開始
12:54 美濃戸山荘
13:55 美濃戸口
14:45 茅野駅行きバス発
15:50 特急あずさ24号 茅野発
18:07 新宿着

■消費水分:
・スポーツドリンク:900ml
・お茶:約500ml(山小屋)

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