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【北アルプス】蝶ヶ岳・常念岳 登山(上高地~一ノ沢ルート)【山小屋1泊2日】

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お久しぶりです。

最近は週末になると天気が崩れたりして思ったように休日を満喫できていませんでしたが、

先週末は見事な晴天に恵まれ、山に登る以外の選択肢なんてない休日となりました!

~~※長い前置きに少々お付き合いください~~

ということで、行ってきたのが北アルプス。

登山デビューから10回目となる記念の登山に、初めての北アルプスです。

北アルプスはとても広い範囲にわたってたくさんの山々が連なっていますので、どれに登るか少し迷いました。

しかし、前回の登山から3週間のブランクもあるし、控えめに焼岳でも登って余った時間で上高地散策をして日帰りしよう。そんなことを考えて上高地行きの夜行バスを予約して週末を迎えようとしていました。

ところが、地図を眺めていると、どうしても気になってしまった山が…

それが、蝶ヶ岳常念岳

しかし、上高地から日帰りで登るにはちょっと遠い。そこで頭をよぎる山小屋泊という選択。

実は、これまでの9回の登山はすべて山行自体は日帰りで、小屋泊(テント泊も)の経験はまだありません。(下界のホテルへの宿泊は何度かアリ)

山小屋泊というものにそれなりのハードルを意識していたので、ここで思い切って越えてみるのもひとつだと考え始め…

そしてついに思い切って1泊2日の上高地⇒蝶ヶ岳⇒常念岳⇒一ノ沢登山口というロングコース登山を決行するに至ったのでした!

今回の登山行程

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詳しいタイムスタンプはいつもどおり記事の最後に記載しますが、全体のコースは上の画像に示すとおり。

1日目は上高地バスターミナルで夜行バスを降りて、徳沢から長塀尾根経由で蝶ヶ岳へ。その日は蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊。

2日目は蝶ヶ岳ヒュッテを出発して常念岳へ。そのまま常念小屋方面に下り、一ノ沢登山口にて下山後、タクシー代をケチって穂高駅まで徒歩。

という、実に41kmのロングコース。

一ノ沢から穂高駅まで歩いたのが馬鹿だった。松本から新宿に向かうバスに間に合わせるために、穂高駅までの14.5kmの道のりを2時間30分で歩いたので足にかなりのダメージを負いました。

0日目:夜行バス(毎日あるぺん号)で上高地へ

時間を有効活用するため、前日の夜から出発。夜行バスで上高地に向かいます。

今回利用したバスは毎日新聞が運営する「毎日あるぺん号」。

東京発の乗り場は竹橋か都庁。アクセスの都合上、都庁の方が便利だったのでそちらから乗車。

都庁前の乗り場ですが、この場所は地図を見ただけだと迷うかも…。大通りが立体的に交差しているのが迷いを生む原因ですね。

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電車でのアクセスであれば、都営大江戸線 都庁前駅「A2」出口が一番近いです。出口を出てすぐそば。別の駅から歩いて来ようとすると迷いやすいと思うので、めんどくさくても大江戸線に乗り換えることをオススメします。

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23:00、目的のバスが到着。上高地を目指す登山客が続々と乗り込んでいきます。

夜行バスで寝られないのは死活問題なので、この日エアまくらとアイマスクを初めて導入。かなりいいです。首が安定するって素晴らしい。

途中何度か起きたものの、だいたいは寝ることができました。

1日目:上高地 ⇒ 徳沢 ⇒ 長壁山 ⇒ 蝶ヶ岳

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朝5:00すぎ、上高地バスターミナルに到着です。

寒すぎる。それもそのはず、ここはすでに標高1500mあります。

気温は体感で5℃くらいでしょうか。

ここで出発直前の身支度を済ませ、身体をあたためるためにも歩き始めます。

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そういえば初めての上高地。まだ日は昇ってきません。正面に見える橋は上高地のトレードマーク、河童橋。

穂高連峰には雲がかかっています。

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河童橋からの景色。こりゃ画になる!日が完全に昇ったら穂高にかかる雲も取れて、川沿いの針ノ木々も日差しに照らされて、絶景間違いなしです。

しかし、今日はそれを待っている場合ではないので、ここで30分ほど過ごしたら再び歩きはじめます。

徳沢を目指す

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河童橋からは、今日の目的地である蝶ヶ岳の登山口がある徳沢を目指します。

この道のりが意外と長く、6km以上あります。

涸沢や槍沢を目指す人はさらにその先5kmほどの横尾まで平坦な道を進むことになります。

長い、とにかく長いんですが、空気がうまくて景色がいいので、まったく退屈しない。

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雲がかかっちゃってますが、明神岳。

一般コースのない超級山ですが、登っている人は少なからずいるようです。

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横尾方面を望む。黄葉がいい感じ!

向こう岸は日の光が当たり始めていますが、こちら側はまだ山の影にいます。

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8:00ころ、徳沢に到着。

目の前にある「みちくさ食堂」で朝食をとることにしました。

同じエネルギーを得られるにしても、カロリーメイトみたいな行動食じゃ士気が高まらない!

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というわけで、出てきた朝定食がこれ。1300円という山価格は置いておき、家じゃ絶対食べないレベルの豪華な朝食にテンション高まる!

長塀尾根ルートで蝶ヶ岳を目指す

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豪華な朝食で景気づけたところで、いざ入山!

長塀山という山を経由する長塀尾根ルートを使います。

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登り始めてすぐに、それはそれは急登。

しかし、なぜかいつものように疲れない。すいすいと登れてしまいます。

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しばらく登ると、傾斜も緩んできます。写真のような完全な平地もたまに出現。

ここから先は道も広く、休憩する場所はたくさんあります。

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登山口から2時間半で長塀山に到着。

長塀山の山頂には展望がなく、こじんまりとした広場に三角点と道標がポツンと立っています。

ここまでの標準コースタイムは3時間40分なので、巻いて来られました。

途中、2人を追い抜いて2人とすれ違っただけという過疎っぷり。この人の少なさがとにかく快適でした。

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長塀山を越えたあともしばらく樹林帯を歩きますが、あるところでグワッと視界が開けます。

よっしゃ!!と思わず声がもれる。

朝には細かい巻雲がぎっしり覆い尽くしていた空も、今は雲一つない青空。やったね。

目の前のなだらかな山体こそが蝶ヶ岳の山頂部。

一気に登ります!!

蝶ヶ岳登頂

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蝶ヶ岳(2,677m)登頂しました!

じつに気持ちのいい登山でした。

そして、ここから西を向くとそこには・・・

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北アルプスの大親分、穂高連峰と槍ヶ岳の大パノラマ!

その圧倒的なスケールが視界を独占します。息をのむ美しさ。

3000m級の高山はすでに紅葉を終え、無機質な茶色と灰色の山肌を見せています。そこにもまた威厳があります。

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穂高連峰と槍ヶ岳をバックに捉えることができるように設置された看板。

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正面には赤い屋根の蝶ヶ岳ヒュッテとさらにその奥に続く開放的な稜線の先にある常念岳。

今回はあの蝶ヶ岳ヒュッテに泊まらせてもらいます。

それにしても見事な景色。明日の常念岳への道が楽しみだ。

蝶ヶ岳ヒュッテで山小屋泊デビュー

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ドキドキの初山小屋泊。

入ってすぐの受付で宿泊届を書いて、案内を受けます。2食つき9,500円。

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そして案内されたのがこのスペース。角ゲット!

左側にある窓、ここから冷気が入ってくるので、夜~明け方の寒いこと!

このときはまだ昼時だったこともあり、宿泊手続きをしたのは自分が1人目?ってくらい寝室には人がいなかった。

最終的にはそれなりの人数にはなっていました。

10月末の北アルプスというのはもうベストシーズンを過ぎているので、この日の宿泊者は少ない方だと思います。

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こんなかんじの2段構成。1人1畳のスペース。敷布団は2人で1枚。

しかし、この日はそれほど混雑しておらず、自分は2畳を一人で使えました!ラッキー!

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さらに、2016年の蝶ヶ岳ヒュッテオリジナル卓上カレンダーをいただきました。

ありがとうございます!これはうれしい。早く使いたい!

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すっかり腹が減っていたのと、まだ昼すぎだったこともあり、カレーをいただく。

アッツアツで激うまだった~。

山にいると無条件にカレーを食べたくなる。山での自炊は到底できない料理だしなぁ。

山でカレー自炊してるひといるのかな?カレー作るのが目的くらいの意気込みで登ってこないと難しいよね。山でカレーつくるって。

お腹いっぱいになったところで、ふたたび外に出てみるも、強風で中止。

吹っ飛ばされそうになるほど。

おとなしく小屋に戻って、夕食前まで昼寝することにしました。

16:00ころには起きて夕日を眺めようと思ったのに、起きたら17:00過ぎてました。もう暗い。いやぁ人生こんなもんか。

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17:30に夕食。小屋内にアナウンスが流れてみんなで食堂に集まります。

山小屋で働く方々に感謝しながらいただきます。とにかく、山で食うメシはなんでもウマい!

お腹いっぱいになったところで、あたりもすっかり暗くなっていたこともあり外に出てみました。

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安曇野市街の夜景が綺麗です。

それにしても強風&低温で身体が引きちぎれそうになったのでそそくさと退散!!

寒すぎる!

小屋に戻ってやることもないので、19:00には床に就きました。

近くのカップルがなんだかとっても仲良しだったのでなかなか寝付けませんでしたが。

どうしたら山カップルなんて誕生するんだ。一生自分には訪れてくれないであろうまさに夢のようなシチュエーションだなんて考えながら夢に落ちていく…

2日目:蝶ヶ岳 ⇒ 常念岳 ⇒ 一ノ沢登山口 ⇒ 穂高駅

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2日目のスタートは満天の星空から。時刻は午前3時。

実はこの日、「視界がガスって展望ゼロの稜線歩き」のような悪夢にうなされていました。

そのギャップもあって、目が覚めたときに窓から見た満天の星空の感動は忘れられません。

AFで撮影してしまったのでピンボケですが、見てくださいこの星空を。

この夜、実は寒冷前線が通過し、あたり一帯に雨を降らせていきました。

その雨が北アルプスの標高が高いところでは雪となり、穂高連峰と槍ヶ岳もうっすら雪化粧をしています。そうしてできた雪山と澄んだ星空とがの見事な静寂のコントラストを作りあげています。

それにしても暴風と極寒で頭がおかしくなりそうでした。体感温度はマイナス20℃くらい。

普通に設置するとカメラが余裕で吹っ飛ぶので、石を積み上げて固定。その作業をしているだけでも寒くて死にそうになります。

これでも10月。厳冬期の雪山に挑戦することができる日はくるのだろうか…。

そんな状況でも40分くらい外にいました。

身体が冷え切ってしまい、しばらく布団の中で震えていました。

まだ4:00だったので、1時間ちょっと寝られる!ということで体力回復。

5:00に再び起床。朝食を食べたらすぐに出発できるように、荷物のパッキングと寝床の整理整頓をあらかじめ済ませておきます。まだ寝ている人がいるので慎重に…

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5:30、小屋内にアナウンスが流れ、朝食。

こんなちゃんとした朝食、都会にいても食べることなんてめったにない。

山で暮らしたら今よりずっと健康になれそうです。

常念岳に向け出発

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6:00前ごろ、朝食を食べたらすぐに出発。

すると待っていたのは日の出前の穂高と槍。昨晩の雪で冠雪したばかりの白い山体のCGのような光景に圧倒されました。

向こうの空のグラデーションも見たことのない色合い。

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ご来光を待ち構える人たち。

ものすごく寒いです。

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せっかくなので同じ場所で自分もご来光を拝んでおきました。

天気も良く空気が澄んでいて気持ちがいい。

考えてみればここまでの10回の登山、10回とも天気に恵まれています。この日に初めて使ったレインウェアは防寒目的。

天気予報をよく見つつ、さらに複数の情報源を比較して自分なりにも予報して完璧だと思ったときに山に行くようにしているとはいえ、山の天気はめまぐるしく変化します。それでも雨に降られたことがないというのはひとつの奇跡と言っていいかもしれない。

そして、日が昇ったということは反対側の景色は…

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よっしゃぁ!!

これが今回最も見たかった景色のひとつ、穂高と槍のモルゲンロート。

嬉しくて笑っちゃいました。ただひとり佇む稜線上で。

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穂高連峰のアップ。

4つの大きなピークは左から西穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。であってますかね?

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槍のアップ。

左から南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳。

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今日これから歩いていく道も朝日に照らされています。

右の奥に見える山が常念岳。あそこを目指しますよ。

近いように見えて遠い。なんてったって凍てつく暴風が常に身体に打ち付けているんですから。

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太陽パワーがんばれ!熱を分けてくれ!!

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実はこの稜線には横尾からもアクセスすることができます。その合流地点がありました。

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蝶ヶ岳から常念岳に向かうゆるやかなアップダウンの稜線の途中、ひときわメリハリのある切り立ったピークがあります。これが蝶槍。25年くらい前まで、蝶ヶ岳の山頂とされていた場所です。

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蝶槍の頂上はでっかい岩が積み重なっているだけで、それ以外は特になにもない狭いところです。

そして、予想はしていたが風もいっそう強い。のんきに写真を撮っていたらそのまま風に煽られて滑落しそうになりました。

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山にいるからこそ見られる雲上の朝日。

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蝶槍から常念方面。尾根の右側に白く見える針ノ木々は樹氷です。キレイですねぇ。

そして、未だ誰ともすれ違っていない、後ろを見ても誰も追ってこない。

まさに稜線をひとり占め状態。こんな贅沢なことってあるか。楽しい~。

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蝶槍を越えると、樹林帯に入ります。

樹林帯の中は風がだいぶマシなので、助かる…。風がないところでカメラのバッテリー交換や服装の調整を済ます。

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そういえば撮ってなかった北アルプスと自分のツーショット。

ザックもウェアもオレンジ色。。目立ってこその登山装備でしょ!

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そしてここから常念岳への核心部が始まります。

手前の小ピークの先で一気に標高を落とし、そこから下った以上に一気に登ります。そこからしばらく緩やかな道になって、最後に常念岳に向かって最後の急登。こんな感じでしょうか。

傾斜が急な上に痩せ尾根、しかも強風と、危険な要素は揃っているので、気を付けないといけないですね。

ここを登っているときに、常念から下りてきたと思われる方4~5名ほどとすれ違いました。

逆にいうと蝶ヶ岳から常念岳までの4時間の道のりでたった4~5人しか出会っていないことになります。いい過疎っぷりです。

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常念岳本体に取り付き、標高が2800mを越えたかどうかというところになると、残雪が目立つようになります。

新雪ですし積雪もほとんどないので、危険性は低いですが、まったく滑らないというわけでもないので、慎重に。

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そしてついに…

常念岳登頂

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常念岳(2,857m)登頂しましたー!

やったぜ。北アルプスの百名山をひとつ制しました。

山頂は自分を含めて3名。こんなにも過疎ってていいのか。

たしかに過酷な環境ではありますが。

さぁ、常念岳頂上からの大パノラマ、ここから見える山々を一挙にご紹介です。

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まずはなんといってもこれ。

この記事のトップにも載せている「新雪の穂高と槍」。その美しさは圧倒的です。

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ちなみに昨日の蝶ヶ岳からの同じ景色がこれ。たった一晩で季節がひとつ変わりました。

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富士と南アルプス。空気が澄んでいるのでくっきり見えます。

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奥の高い山が浅間山。

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八ヶ岳。

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左から、大天井岳、立山、剣岳、重なるようにして奥に針ノ木岳と手前に燕岳。

立山・剣はさすがの白さ。すっかり雪山です。

大天井や燕もうっすら雪化粧しています。いつかこの先の稜線も歩いてみたいな…。

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北アルプスならではの豪快な山頂。寒くて死にそうでしたが、いつまでも居たいと思える場所でした。

常念岳頂上から常念小屋まで

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常念岳は素晴らしいところでしたが、いつまでもいるわけにはいかないので、眼下に見える常念小屋目指して下山します。

急斜面をゆっくり下っていきます。

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常念小屋に着きました。赤い屋根と雪山の相性がバツグン。

せっかくなので、常念小屋で休憩。すっかりお腹ペコペコ!

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食べたのはカレー笑

昨日の同じ時間帯にもカレーを食べた。やっぱり山はカレーが食べたくなる。

ここのカレーも非常に美味でした!

一ノ沢まで下山

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さあ、一ノ沢登山口まで下りていきます。

ここまでずっと見守ってくれていた穂高と槍に別れを告げて。

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標高が高いうちは、タチの悪いアスレチックのような道が時々現れます。

見た目めっちゃ怖いですが、歩くと足場は安定しているので大丈夫です。

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こんな感じの道標がポイントごとに設置されているので、進捗を確認しやすくて便利です。

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建物が見えた!!

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下山はだいぶ飛ばしましたが、一ノ沢登山口にたどり着きました!

常念小屋から2時間。標準コースタイム3時間10分を1時間ほど巻きました。

なぜこんなに飛ばしたか。それは時間との闘いを強いられていたからです。

時間との闘いとはなにか?説明します。

この日、17:20に松本バスターミナルから新宿に向かう高速バスを予約していました。

それに間に合わせるためには、穂高駅から16:29発の電車に乗って松本駅に行かねばなりません。

しかし、「一ノ沢登山口からタクシーを使えば5000円で穂高駅まで行けるが、早く下山すればタクシーを使わず歩いて穂高駅に向かっても間に合うかもしれない」などという邪念を抱きはじめ、いつのまにかすっかりタクシーを使わない気分になっていました。

馬鹿だから穂高駅まで歩く

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そんな自分に都合よく、そこには穂高駅までの距離を示す道標が。

「穂高駅 14.5km」

このときの時刻は13:45。乗るべき電車まで2時間45分。信号待ちや道程確認などのロスを考慮して時速6kmで間に合う。…いける!

そうして歩き始めてしまうのでした。

結果、足に大きなダメージと莫大な疲労を抱えて帰宅することに。この判断がよかったのか悪かったのか。5000円浮かせた代償にこれはどうなのか。うーん、イーブンなのかもしれない。

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しばらくは山沿いの車道を歩いていくわけですが、紅葉がめっちゃキレイ。

この辺は足もまだ疲れていなくてテンションが高く「歩いてよかった~(^^)」とか考えているわけですよ馬鹿だから。

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黄葉のアーチ。急がないといけないとわかっていてもついつい立ち止まってカメラを取り出してしまう。

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ときどき、谷側の視界が開けるとたちまち絶景が姿を現すわけです。さっきまでは冬の世界にいましたが、秋にもどってきました。

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黄葉の絨毯のような山肌。

帰り際におまけのように撮っていたけど、これってもしやこの景色がメインディッシュになってもおかしくないくらい美しい光景なんじゃ…

そんなことを考えさせてくるなんて、いかに充実した2日間を送れたかがわかります。

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だいぶ歩いて、市街地が見えてきました。

ハイペースで歩いていたせいで変に力がかかり、一瞬にして足の裏に無数の豆ができているのが感覚的にわかりました。

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遠くに見えるのは雪をかぶった後立山連峰でしょうか。

北アルプスは本当に広い。一生のうちにかならず登り切りたい。

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足がおかしくなりながらも、穂高駅に到着。なんて風情のある駅舎なんだ…。

このとき、ちょうど日が落ちていきました。足を止めてすこし経ったと同時に気温は一気に10℃以下へ。

急に寒くなってきました。長野やっぱりは平地でも冷えるんですね。

松本から高速バスで帰路へ

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穂高から電車に揺られること30分で松本駅に到着です。思った以上に栄えていました。

なんというか、自分が思う理想の「田舎の都会」にかなり近いものを感じます。

日本アルプスや八ヶ岳をはじめとした代表的な山々へのアクセスもバツグンだし、松本に住んでみたいなぁ。

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駅からは歩いて2~3分くらいで松本バスターミナルに行くことができます。

ここから新宿行きの高速バスで新宿へ。

中央道の渋滞によって遅れが発生しましたが、1時間弱の遅れで済み、22:00前に新宿着。

大大大満足の登山となりました!(あとがき)

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いやぁ、非常に疲れたけどそれ以上に大満足です。

当初に考えていた「焼岳に登ってから上高地散策をして日帰り」というプランにしたとしても充実していたでしょうが、今回の直前のプラン変更の判断は大正解だったと思います。

山小屋泊デビューも果たすことができたし、2日間でまったく違った表情の穂高~槍を拝むこともできた。さらに今まで生きてきてイチバン綺麗な満天の星空を眺めることもできたし、稜線をひとり占めすることもできた。頭がおかしくなりそうな寒さを経験して大自然の威厳を実感することもできた。

素晴らしい2日間をありがとう!

登山レポート詳細

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■日付:
2015年10月23日(金)夜行バスで新宿から上高地へ
2015年10月24日(土)山行1日目(蝶ヶ岳ヒュッテ泊)
2015年10月25日(日)山行2日目

■行程:
(10/23)
23:00 毎日あるぺん号 上高地行き 都庁前発
(10/24)
5:10 上高地バスターミナル着
5:50 行動開始
6:00-6:30 河童橋でのんびり
7:10 明神
8:00 徳沢(みちくさ食堂で朝食)
8:52 長塀尾根ルートで入山
11:22 長塀山(2564.9m)
12:08 蝶ヶ岳(2,677m)
12:20 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:50 カレータイム
14:00-17:00 昼寝
17:30 夕食
19:00 就寝
(10/25)
2:50 起床
3:10-3:50 星空撮影タイム
4:00-5:00 二度寝
5:30 朝食
6:00 出発
6:02 ご来光
6:35 蝶槍
9:40 常念岳(2,857m)
10:15 下山開始(常念小屋へ)
11:00 常念小屋
11:18 カレータイム
11:40 下山開始(一ノ沢へ)
11:46 第三ベンチ
11:48 第二ベンチ
11:58 第一ベンチ
12:03 最終水場
12:16 胸突八丁
12:35 笠原沢
12:53 エボシ沢
13:09 大滝
13:38 山の神
13:46 一ノ沢登山口
16:15 穂高駅
17:00 松本駅
17:20 松本バスターミナル 新宿行き発

■消費水分:
・スポーツドリンク:2,700ml
・水:約500ml
・味噌汁:3杯
・その他食事からの摂取

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コメント

  1. 上高地 より:

    蝶ヶ岳~常念岳山行大変参考になりました。
    若かりし日に登り、虜になった山です。
    今年、35年振りに原点回帰します。

    • noramimiyuma より:

      参考になってとても嬉しいです。
      個人的な話にはなりますが、この山行は2015年の登山でナンバーワンだったと思います。絶景につぐ絶景に終始圧倒されていました。
      なんと35年ぶりの復帰ということで、私からもかげながら応援します。山は最高ですね!

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