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那須岳(茶臼岳〜朝日岳〜三本槍岳)【日帰り登山】

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こんにちは。那須岳に登ってきましたよ!

正確には「那須岳」という名前の山があるわけではなく、このあたりにある山々を指した総称です。那須岳の主峰である茶臼岳の別称とすることもあるそうです。

今回は、その中でも那須三山と呼ばれる茶臼岳・朝日岳・三本槍岳を縦走してきました!

そうそう、茶臼岳は山麓からロープウェイが出ていて、9合目のあたりまで一気に行くことができます。それゆえ普通の格好をした観光客もたくさん来ます。

自分はこのロープウェイは利用せずに登りました。登る過程を楽しみたかったので!

この山は樹林帯がほとんどなく、登山道もよく整備されていて、登っていて本当に楽しかったです。

さっそくレポートしていきます!

登山口まで

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当日の朝は例によって始発(4:42)です。

都内の自宅から目的地の黒磯駅まで、電車で3時間以上かけて行きました。

特急や新幹線を使う手もありますが、出発時刻が遅くなるだけで到着は変わらなかったので、それじゃもったいないと思い、早起きして鈍行で行きました。

お金もないので…orz

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7:47、黒磯駅に到着。さすがに尻が痛い。

しかしここからさらにバスで1時間かけて那須ロープウェイの入り口まで向かいます。

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のりばは1番。那須ロープウェィー。

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時刻表です。都内から電車でアクセスする場合、どう頑張っても8:00台が一番早いバスになります。

もっと早く到着したかったので現地での前泊も考えましたが、お財布と相談してやめました。

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駅前には東野交通の窓口があって、9:00〜17:00くらいだったかな?に営業しています。

営業時間内であれば、ここで事前に乗車券を買うようにしてくれとバス停に書いてあります。

那須高原フリーパスという、指定エリアのバスが乗り放題になる2日間有効のきっぷがあって、それをここで購入することができるそうです。

この切符は2500円なので、黒磯駅前から那須ロープウェイ山麓駅まで片道1350円のバスを往復するだけでも若干お得であることがわかります。

しかも、このきっぷを持っているとロープウェイが1割引で乗れるらしいです。

どう考えてもこのきっぷを買ったほうがいいですね。

しかし営業時間は9:00からなので買えず。仕方なくそのままバスに乗りました。

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バスで1時間かけてようやくロープウェイの入り口まできました。

バスは空いていました。黒磯駅から乗ったのは5人くらい。

しかし現地は混み合っていて、マイカーで来ている人がほとんどみたいです。

この時点で標高は1380m。ロープウェイを使わなければ茶臼岳の山頂まで600mくらい登ることになります。ロープウェイを使ったら100mくらいでしょうか。

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ロープウェイを使わない組は、脇に通っている道路の路肩を歩いてさらに上を目指します。

こんなところ歩くのか…という写真になっていますが、ここを歩くのはほんの50mくらいで、すぐに写真の右端に写っている階段を登って専用の歩道に入ります。

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歩道を10分ほど歩き進めると、峠の茶屋駐車場に出ます。その脇道をさらに進むと、登山者カード記入所があります。しっかり書いて出発です!

登山開始!

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いざ出発です!立派な登山口だ。

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しばらくは木や石の階段道を登っていきます。

いきなりだったので疲れました。でも登山をしていて一番きついのって、案外登り始めだったりします。体も慣れていないので、息が上がりがちです。

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だんだんと石や岩がゴロゴロした道に出ます。

手を使って登らなければならないような道はありません。

そして、もう木々に覆われた道はなくなります。日が出ていると最高に暑いです。

この日の天気は曇りときどき晴れといった具合でした。

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しばらく歩き進めると、山の斜面に張り付くように先に延びる登山道の全貌が見えます。

ここを進んだ先に見える小屋が峰の茶屋跡避難小屋です。

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思ったより距離はなく、あっという間についてしまいます。

ここが分岐点になっており、右に進むと朝日岳、左に進むと茶臼岳となります。

まずは左に向かって茶臼岳を目指します。

峰の茶屋跡避難小屋〜茶臼岳

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ここからすでに茶臼岳の頂上を拝むことができます。

斜面が硫黄で黄色くなっていたり、蒸気が噴出していたりと、火山らしい表情を見せてくれます。

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モクモクと立ちのぼる雄大積雲も美しい。

山から見る空も好きなんです。下界よりも上空の空気が澄んでいるので綺麗なのです。

ゴツゴツした岩場を進むと、あっという間に頂上に出ます。

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茶臼岳登頂!那須岳の主峰を制しました。頂上は道中以上に登山客で賑わっています。

やっぱり人が多い。

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頂上には那須岳神社があります。

無事下山できることをお祈り。

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頂上付近から見る朝日岳・三本槍岳方面。下の方に見える赤い屋根が峰の茶屋跡避難小屋。

こう見るとだいぶ登ってきました。

右のほうに見える茶色い山が朝日岳、そして中央最も奥に見える山が那須岳最高峰の三本槍岳です。今日はあそこまで行きます。ものすごく遠い・・・

このときはあれが三本槍岳だとは認識していませんでしたが・・・笑

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茶臼岳山頂付近から見るロープウェイ山頂駅方面です。

ロープウェイで登ってくる場合はあっという間ですね。道もしばらく平坦そうです。

さて、茶臼岳も堪能したところで、次なる目的地、朝日岳を目指します!

茶臼岳〜朝日岳

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茶臼岳を下山します。来た道を戻ると、だんだんと避難小屋が近づいてきました。

避難小屋からさらに向こう側に延びる登山道が見えます。あれが朝日岳方面に向かう道。

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避難小屋を越え、そのまま朝日岳方面へ。

こっち方面は茶臼岳に比べると人が少ないので落ち着きます。

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茶臼岳とはまた違った雰囲気の朝日岳。アスレチックのような登山道でワクワクします。

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朝日岳に登頂です!

標高は茶臼岳より低いものの周りには高いものがないので、切り立った山頂は360度の見事な大展望が待っています。

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今回のベストショット。

茶臼岳は茶臼岳にしかない独特の山容を見せてくれます。

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こちらは逆方面。登ってきた道が見えます。

写真中央部のすこし広いところが朝日の肩で、今いる朝日岳とその向こうに延びる登山道との分岐点になります。あの尾根の反対側(写真には写っていない)から登ってきました。

朝日岳〜三本槍岳

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朝日の肩に戻り、次は三本槍岳を目指します。ここからが長いんです。

最初は、上の写真に写っている右側のピークが三本槍岳だと思っていて、見えている人の大きさからしてすぐそこだと思っていました。

しかし、見えているのは「1900m峰」という名もないピーク。

左側のピークが熊見曽根です。

ところどころにある道標に描かれているミニマップを見ても、あれが三本槍岳でないことは方角的に明らかなのですが、あれが三本槍岳であってほしいという願いが、いつかそのまま確信的な誤認へと変わっていました。

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熊見曽根に到着。ここも分岐点になっていて、隠居倉というところに向かうことができます。

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熊見曽根から見た隠居倉方面。正面に見えているピークがそれでしょうか。

こっちもなかなか楽しそう。次回那須岳に来た時には是非行ってみたいと思います。

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今回目指すのはこっち。右に見えているのが1900m峰。

左に見えるのが三本槍岳です。ここから1900m峰までの稜線は楽しかったなー。

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1900m峰に到着。ここに着くまでここが三本槍岳だと思っていたので、心を挫かれました。

まさかと思っていた向こう側の山が三本槍岳だったとはね・・・

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ここから、いったん標高を下げます。そこそこ勾配のある道を一気に下りて、左のほうに伸びている木道を歩きます。

その向こうに延びる道が植物に隠れて見えないのが嫌な予感・・・

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木道があるところは平原のようになっています。

標高1800mとかそこらにあるこういう地形の中を歩いていると、不思議な気分になります。

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木道は途中でベンチがあるスペースに出ます。

この平地は清水平というそうです。

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清水平を越えると、両脇を背の低い木々に覆われた細い道に変わります。

ここからは楽しくない道が続きます。想像の5倍くらい長い道が。

写真ではそれなりにゆとりがある道になっていますが、このあと、さらに道幅が狭まり、すれ違いが困難になるほどの道になります。

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日差しも陰り、どんよりとした雰囲気の道が続きます。

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狭くて長い道をなんとか登り切り、三本槍岳、登頂です!

ここはさすがに人数も少なく、自分以外には2〜3人しかいませんでした。

あまり長く居ても仕方がないので、ここはすぐに下山します。

下山

このとき、時刻は13:10。

ここで、帰りのバスの時刻表を思い出してみました。

15:30と16:30があったことを明確に覚えていました。

そうなれば、14:30もあるだろうと考えてしまうのも自然ですよね。

14:30にバスがあるとなれば、それに間に合わせたい!と思った僕は、ここからバス乗り場までのコースタイム155分の道を、80分以内に走破してしまおうと考えたわけです。

半ばトレイルランモードで来た道を戻りました。

正直、綺麗な景色を眺めながら帰ったほうが絶対に楽しいと、途中で何度も急ぐのをやめようとも考えました。

しかし、急ぎ始めて時間が経つにつれてあきらめにくくなってきます。

結局、14:20ころ、三本槍岳から約70分でなんとかロープウェイ山麓駅があるバス停にたどり着くことができました。

すかさずバス停の時刻表を確認すると・・・

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14:30にバスがないじゃないか・・・

14:00台のバスは14:10に出てしまっていたのです。

急いだ意味がまったくありませんでした。

次のバスは15:30。結局ここで1時間待つことになったのです。

完全にやってしまいましたね。後悔しかありません。

正直あと1時間あったのなら、三本槍岳から急がなくても余裕で間に合ったと思います。

もったいないことをしたなぁと思いながら、帰路につくのでした・・・

那須岳を終えて

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下山で大きなミスをし、後味が悪い登山になってしまったように思えた今回の登山ですが、トータルでは非常に満足しています。

まず樹林帯がほとんどないのが最高でした。

ほとんどの区間で遠くの景色を眺めながら歩くことができるので、非常に解放感があります。

茶臼岳の火山ならではの岩々した地形、

茶臼岳から朝日岳のアスレチックな地形、

朝日岳山頂からの解放的な眺め、

朝日岳から1900m峰に延びる稜線、

これらどれも素晴らしく、登っていて本当に飽きませんでした。

ただ唯一、1900m峰をさらに越えたところにある清水平から三本槍岳に延びる道だけはひたすら視界が悪く単調で、早く抜けたいと思い続けながら歩いていました。

三本槍岳からの眺めも、特に面白みがあるわけではないので、達成感もあまりなく。

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一方で、今回歩いていないルートに、熊見曽根から隠居倉方面への道があります。

こっちの道は熊見曽根から見るにけっこう面白そうだったので、次回那須岳に来た時にはぜひこっち側に行ってみたいと思います。

地図によると、そのまま大回りして下山することもできそうです。そのルートが面白いかどうかはわかりませんが・・・

だらだらと長いまとめになってしまいましたが、ずばり那須岳はオススメです!

人気の山で登山客もそれなりに多いですが、ルートが多様なので案外ストレスなく登れます。

RPGの世界のマップがひとつ集約されているような、歩いていてワクワクするところでした。

登山レポート詳細

■日付:
2015年8月15日(土)

■行程:
4:42 自宅最寄駅発
7:47 黒磯駅着
8:20 那須ロープウェイ行きバス発
9:20 ロープウェイ着
9:35 那須岳登山口
10:05 峰の茶屋跡避難小屋
10:40 茶臼岳登頂
11:00 下山開始。朝日岳へ。
11:22 峰の茶屋通過
11:55 朝日岳登頂
12:05 下山開始。三本槍岳へ。
12:15 熊見曽根
12:24 1900m峰
12:36 清水平
12:44 北温泉分岐
13:05 三本槍岳登頂
13:14 下山開始
13:27 北温泉分岐
13:33 清水平
13:44 1900m峰
13:48 熊見曽根
14:06 峰の茶屋跡避難小屋
14:21 那須岳登山口
14:26 那須ロープウェイ山麓駅
15:30 黒磯・那須塩原駅方面バス発
16:55 黒磯駅着(渋滞のため遅延)

■消費水分:
・スポーツドリンク:2000ml

■学び
・公共交通機関の時刻表をちゃんと確認した上で行動する。

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